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無職

2022.05.01 最終更新

2022.04.30

職歴なしの20代で無職が正社員就職の可能性を上げる方法

大学中退した人はどうなるのでしょうか。実際、大学中退した人のその後はあまり具体的に語られることがありません。今回は大学中退して人たちがどのような進路を進んでいくのかを具体的な例とともに解説していきます。
Contents

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1.職歴なしの無職、20代でも就職はできますか?

 

結論から述べると可能です。

ただし、就職は年を重ねるごとに不利になり、30代を過ぎると簡単には就職できないくらいにハードルは高くなってしまいます。

そのため、20代で就職することに悩んでいるのであれば、20代のうちにできる限り早く就職を目指すことが重要になります。

実際に、政府が出している令和元年の年齢別有効求人倍率を比較してみます。

 

20~24歳 25~29歳 30~34歳 35~39歳
1.69 1.65 1.59 1.48

(出典:一般職業紹介状況(職業安定業務統計) / 一般職業紹介状況 / ~令和2年3月【旧様式】

上記の表のように年齢を重ねていくごとに倍率が落ちていってしまうことがわかります。

(なおこちらの集計にはパートタイムでの雇用形態も含まれているため、正社員就職の倍率はさらにこれより厳しいものであるということがわかります)

実際、30代からになると中途採用でも経験者や管理職ポジションでの採用が中心となり、職歴なしで未経験の採用の門はより厳しいと言わざる負えません。

 

もし、すでに30代になってしまった方などはこちらの記事を参考にしてみてください。。

「職歴がないまま30歳になってしまった」無職が社会的に立ち直る方法とは

 

 

2.職歴なしでも採用の可能性を上げる方法

30代と違い20代であればまだ巻き返しがきく時間的な余裕があります。

そのため、採用の可能性を上げる方法も多少時間がかかるケースがありますが、より確実に就職に結びつけることが可能です。

いくつか具体的な方法を解説していきます。

 

・職歴がないなら職歴をつける

職歴がないことがネックだと考えて居るのであれば、職歴をつけることを考えてみましょう。

アルバイトではなかなか職歴というのは難しいかもしれません。

ただ、正社員より就職がしやすい契約社員、派遣社員などは職歴としてあげるには十分です。

まずは自分の行きたい業界に正社員より就職しやすい雇用形態で入り込んでしまい、そこで他の会社でも評価されるような具体的な実績をあげていくことは決して非現実的な内容ではありません。

 

 

・履歴書や面接対策をしっかりと行う

新卒の就職活動では学校などが就職用の面接対策や履歴書の書き方を教えてくれるケースがありますが、無職は自分で手探り気味に対策するケースが多いようです。

そのため、面接で相手の意図を理解できない返答を繰り返してしまったり、非常に空白が多い履歴書を作成してしまったり。

他者の目を一度介して自分を知るということは重要です。

ハローワークなどで就職のサポートセミナーなどを行っている場合もあるので、いままで一度もそういうものに参加したことがないという人は参加をすることをお勧めします。

他者に面接態度や履歴書の内容などを評価してもらうだけで内容が大きく改善されます。

無職期間の空白(ブランク)対策はこちらの記事でも詳しく解説していますので、ぜひ読んでみてください。

空白期間(ブランク)はどう説明するのが正解なの?|ニート・フリーターの面接での回答の仕方

 

また、無職期間が長い人はビジネスマナーやスキルも未熟なケースが多いです。

こちらも一朝一夕で学べるものではありませんが、事前にどういうものがあるのかを知っているだけで採用担当者の印象は大きく変わります。

忘れずに確認しておくようにしましょう。

 

 

・視野を狭くしすぎず、色々な可能性を考える

自分はコミュニケーションに自信がないからしゃべるタイプの仕事は苦手。

クリエイティブなセンスはないから何かを作ったりする仕事はやらない方がいいかも。

なんて思い込みで就職先の候補を絞りすぎていませんか。

しかし、経験がないのにそういう思い込みに縛られすぎてしまうのはもったいないことです。

働いていくうちに苦手だと思っていたスキルが大きく成長する可能性も十分あり得ます。

特に20代前半であれば、あまり視野を狭くしすぎず、自分の様々な可能性を考慮しても問題ないでしょう。

会社の条件面でも同様です。

完全週休二日、給料は〇〇万円以上、通勤1時間圏内……。

条件が多いことはいいことですが、やはりあまり絞りすぎると申し込みできる会社の候補がどんどん減っていってしまいます。

自分の中で決して譲ることのできない条件と、多少譲歩できる条件をしっかりと見極めて、申し込みのできる会社を広げたほうが可能性も広がると言えます。

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3.就職がしやすい職種を知ろう

20代無職が就職ができると言っても、どんな業界や職種でも就職できるわけではありません。

いきなり専門スキルが求められる業種にいきなり就職しようとしてもそれは経験不足で難しい話です。

ここでは20代の職歴がない無職でも比較的就職がしやすい職種をご紹介します。

 

・営業職

ほぼすべての業界で営業職は必要不可欠です。

しかし、営業のスキルは働き始めてから身に着けるケースが多いため、未経験者でも非常に挑戦のしやすい職種となっています。

かつてはハードな職種の代表格でしたが、昨今の情勢で以前より働きやすくなった業界も多いです。

営業職に関してはこちらの記事でも詳しく解説しておりますので、気になる方はこちらの記事もぜひ読んでみてください。

営業職なら未経験でも転職しやすいって本当?|転職しやすい業界は?

 

・接客業

販売職も未経験でも始めやすい職種の一つです。

特にフード系の販売職は新型コロナウイルスの影響で一時的に落ち込みましたが、現在はその揺り返しが来ており、どこも人手を集め始めています。

また、通信キャリア系の販売職も人気職の一つです。

これらも仕事を内でOJT形式で仕事を覚えていくことが多く、事前の知識などそこまで必要とされないことから未経験でも就職しやすい職種となっています。

 

・IT関連職

IT分野は特に人手が足りなくなっている分野の一つです。

未経験で無職、全くの経験やスキルがないと難しいのは事実です。

ただし、昨今は未経験でも研修からしっかりとサポートして一人前のエンジニアとして育て上げてくれる会社も存在します。

若手ほど採用されやすい環境になりつつあるので、20代であれば一度挑戦を目指してみてもいいでしょう。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

たしかに職歴がないと就職は大変ですが、20代であればまだまだチャンスはたくさん残っています。

30代に入ってしまうとやはり新しい仕事に挑戦するのは簡単にはいきません。

そのため、いまできることに集中して、早め早めに就職することを目指していきましょう。

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