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フリーター

2022.04.30 最終更新

2022.04.30

フリーターから正社員就職を目指して失敗するケースの特徴をわかりやすく解説

フリーターから正社員へ就職……を目指したはずなのに気づけば思い描いてた就職と違う方向に。いったいどうしてこうなった。実はこういう人って意外と多いのですが、なぜこのようなケースが発生してしまうのでしょうか。今回はフリーターの就職失敗談あるあると、その原因を詳しく解説します。
Contents

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1.フリーターから正社員就職がうまくいかず失敗ばかり

フリーターから正社員就職がうまくいかない原因としてどのようなことが考えられるでしょうか。

実際にカウンセリングを担当した人に調査をしたところ、正社員就職がうまくいかない人にはある程度似たケースが多くありました。

順番にご紹介していきます。

 

2.他責思考で物事を考えがちなケース

他責思考とはものごとがうまくいかないときにそれを、自分のせいではなく他者や他の事象のせいにすることです。

就職を例にすると

 

 

【他責思考の人】

就職活動がうまくいかない。

これはボクのせいではなく、アドバイスしてくるカウンセラーの質がわるいからだ。

もしくはボクの才能に気づけない面接官の責任だ。

政治家がうまく経済を回せず、好景気にならないことにも原因の一端がある。

決して、ボクだけが悪いわけじゃない

 

というような考え方になります。

多少自分にも責任があると自覚していますが、全体の割合としては微々たるものです。

 

転職エージェント
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他責思考のタイプは、自分を反省するということがなかなかできない。

 

他責思考が強くなってしまうと、自分の改善すべき点などを振り返ることができず、反省がいつまでも行われない事態になりがちです。

結果として、また就職活動を頑張ったとしても面接時に同じ個所でひっかかってしまい就職に結びつかない流れになってしまいます。

他責思考の反対は自責思考ですが、就職活動を例にとった場合は下記に用になります。

 

【自責思考の人】

就職活動がうまくいかない

これはボクが面接でうまく回答ができないことが続いているからだ。

あと、履歴書に書けるようなスキルもあんまりないことが原因かもしれない。

アルバイト経験自体はあるけど胸を張れるような実績を残してこなかったからかも。

 

という考えになります。

この場合は自分の問題点を把握しているので改善すべき点が明確、さらに自分の問題なので自分で解決に結びつける行動がとりやすいです。

 

面接でうまく回答ができない → 面接の練習を繰り返そう

履歴書に書けるスキルがない → 資格の取得を目指してみよう

胸を張れる実績がない    → アルバイトで結果を残してみよう

 

と、未来の行動につながるようになります。

もちろん、自責思考も度が過ぎると自己肯定感が低くなりすぎて、自分の行動に自信が持てなくなることもありますので気を付けましょう。

 

他責思考は自分の心を守りたいときにはオススメの考え方だけど、前に進みたいと考えるときには避けとこうね

 

3.条件の取捨選択の考えができないケース

就職するにあたって企業にもとめる条件というものを誰しもが持ち合わせているはずです。

 

土日は絶対に休みたいし、月給は最低〇〇万、通勤は30分以内、会社の規模はできる限り大きいほうが安心かな、オフィスでは飲み物が飲み放題で、育休が問題なく許されていて……

しかし、この条件というものをすべてかなえようとすると選べる会社は星の数ほどしかない場合も。

ただ、そのことに気づかずその数少ない会社にこだわって、就職活動をしてしまい、けんもほろろにお祈りされてしまうことが続くケースなんてものがあります。

対策として条件が多数ある場合でもその中で優先付けを行い自分の中でどうしても譲れない条件飲みに絞るようにしましょう。

すると、いままで応募の対象にならなかった会社なども候補として挙がってくるようになります。

 

視野を広くする意識が持てると、就職活動も捗るよ

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4.指示がないと動けないケース

正社員になった以上は自分で考えて動かないといけない場面がでてきます。

ただ指示待ちで行動する人はアルバイトと大して変わらないので、企業としても面接の段階からそういう傾向が見えたりすると採用を考えるのをためらってしまいがちです。

キャリアカウンセリングや、転職エージェントからも、

 

転職エージェント
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こちらから具体的な指示をしないと求職活動のための行動ができないタイプは、やはり採用されにくい傾向がある

 

という声が上がっていました。

これらの改善のためにはまず「自分ごと化」が重要となります。

「自分ごと化」とは「当事者意識をもっと物事に取り組み、それで発生する事象にしっかり責任をもつ」自覚のことを指します。

「自分ごと化」できないと仕事ができないわけではありませんが、正社員で評価される人はことごとく「自分ごと化」を身に着けています。

まずは就職活動を「自分ごと化」して行い、自分からできることを自ら手掛けていくことから始めていくようにしましょう。

 

5.調査をしっかりとできていないケース

就職活動の下調べは重要です。

ただ、フリーターで就職活動がうまく行えていない人のほとんどが下調べをしっかり行っていないケースが多いです。

 

転職エージェント
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ただ楽そうという理由だけで事務職志望で、必要なスキルとかをまったく知らない
転職エージェント
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広告業界にいきたいというが、実際にきらびやかそうというイメージが先行しており、業務内容とかを理解していない
転職エージェント
転職エージェント
営業であれば、どこの業界でも人手不足だからすんなり就職できると思い込んでいる

 

という声があがっていました。

新卒は業界研究などを就職活動の際に行うことが多いのですが、フリーターから正社員就職を目指す人はそういうことを行うタイミングがあまりないようです。

まずはネットで希望する業界や職種の情報を仕入れたりする、場合によっては書籍で業界研究を行う。

入りたいと思った会社ができたら口コミ情報や、出身者の情報を調べてみるなどを行いましょう。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

フリーターが正社員就職するうえで重要なのは、まず自分に何が足りないのかをしっかりと把握することです。

それができれば、自分に足りないものをいかにして埋めるかに専念することが可能です。

そして、それを順番に埋めていくことができれば、就職への道も自ずと開かれてきます。

自分を見つめなおしながら、最後まで投げやりにならずに、頑張っていきましょう。

 

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