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2022.06.21 最終更新

2022.06.20

中卒がヤバい理由とは。中卒が持たれがちなイメージ解説します。

『転職・就職したいけど学歴が中卒だからどこも雇ってくれないのでは…』と不安を感じている人も多いのではないでしょうか?学歴が全てではありませんが、学歴を重視している企業が存在するのも事実です。この記事では、「最終学歴が中卒は本当にやばいのか?」や仕事で逆転するための方法を解説します。

3行でわかる記事まとめ

・若い年代の中卒の割合は非常に少ない


・中卒はあまりいいイメージを持たれにくい


・中卒でも悪いイメージの脱出方法や仕事を選べば活躍できる


Contents

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1.中卒の割合はどれくらい

中卒の割合はかなり少ないのが現実です。

特に今の20〜30代の若い人は、中卒の割合が極端に少ない傾向があります。

高校進学者は97%、つまり最終学歴が中卒の人の割合は全体の3%とされています。

中卒の割合が最も少ないのは、20~40代の若年層でした。

割合としては、0.5%~0.6%となっており、ほぼすべての人が高校に進学しています。

時代の流れとともに、最低でも高校に進学するのが当たり前になってきており、中卒の学歴を持つ人はほとんどいないことわかります。

対して若い年代の中卒の割合に比べて、80歳以上の高齢者の中卒の割合は、男性が48.3%、女性は56.7%という結果でした。

また、70代では男性が39.1%、女性が45%と80代と大差ない結果でした。

一昔前は学歴を問われない時代背景だったため、進学する意識が低く、義務教育である中学校を卒業したらいち早く働き始めるという意識が強かったようです。

時代が進むごとに中卒の割合が減少していることがわかります。

 

2.中卒はやばいと思われがちな理由とは

・あまり良いイメージを持たれにくい

中卒は一般的にあまり良いイメージを持たれにくいです。

学習意欲が低かったり、嫌なことがあるとすぐに辞めたりすると勘違いされやすい傾向があるからです。

そのため、就職や転職の際には、中学卒業後に経験したことや中卒の理由をうまく説明できると、中卒という学歴のイメージを払拭できるでしょう。

 

・就職先の選択肢が絞られてしまう

学歴により就職先が絞られるのは事実です。

なぜなら、有名な転職サイトや企業の採用ページには『高卒以上』『大卒以上』と条件があるからです。

ただ、中卒でも採用している企業は多くありますので、「学歴不問」の企業に応募すれば問題ありません。

こちらの記事でも中卒が仕事がない理由を解説しています。

中卒だと仕事がないと言われるのはなぜか?中卒が立ち向かうことになる過酷な現実とは。

 

・学歴で昇進の差がつく可能性がある

中卒と高卒、または大卒で昇進に差がつく可能性があります。

また、賞与が少ないなど学歴有利になることも考えられるでしょう。

学歴で昇進に差がつくと、モチベーションを下げてしまうリスクもありますので、スキルや実力で判断する企業に就職することが大事です。

 

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3.中卒のやばい状況から仕事で逆転するための3つの方法

 

中卒は学歴で不利なため、ブラック企業や低い年収を提示された企業に就職する可能性があります。

ここでは、中卒のやばい状況から仕事で逆転するための3つの方法を一挙大公開しますので、中卒のやばい状況を打破したい人は必見です!

 

・高卒認定資格を取る

中卒のやばい状況を逆転するための方法のひとつは「高卒認定試験を取ること」です。

16歳以上であれば受験できるため、高卒として就職の幅を広げられます。

中卒と高卒では、求人数はかなり変わるので、高卒以上の企業にも挑戦することが可能です。

最近は、社会人で再び勉強したくなって高認を取ったり、年収アップのために取ったりする人も増えています。

また、企業に対しては勉強意欲の高さをアピールできることもメリットです。

 

・学歴不問の求人に応募する

中卒の人は、高卒以上や大卒以上の求人に応募しても、書類選考で落ちる可能性が高いです。

そのため、学歴不問の求人への応募で書類選考を突破できる確率を上げるのが大事です。

企業側が学歴不問で募集している場合は、中卒でもチャンスがあるというメッセージでもあるので、学歴をハンデに捉えられずに公平に採用審査してもらえる可能性が高いです。

 

・転職エージェントの活用をする

転職エージェントを活用するのも一つの手です。

なかでも、中卒のサポートに特化した転職エージェントは、中卒者にとって就職や転職をする際に強い味方になります。

また、中卒の転職市場に関するプロなので、ハードルが高すぎる企業を紹介する可能性はないうえ、エージェントと相談しながら企業を選ぶこともできます。

もうひとつ、転職エージェントの活用方法として『年収』『土日休み』『キャリアアップ』といった希望条件をヒアリングしたうえで求人を紹介してもらえるのです。

また、転職エージェントは非公開求人も多数抱えているため、市場に出回っていない有名企業と出会えます。

無料で使える転職エージェントも多いため、登録して情報収集するだけでも視野が広がります。

4.中卒でも働けるおススメの仕事の特徴

中卒でも働けるおススメの仕事の特徴としては下記のようなものがあげられます。

 

・学歴があまり関係のない職業

学歴以外でも評価してもらえる職業は中卒でも活躍できる下地があります。

結果や実績で評価される営業職や販売業、スキルや実際の制作物で評価されるエンジニアや職人などがあげられます。

 

・専門スキルが必要な職業

専門スキルや資格をいかせる仕事も中卒にはおすすめです。

専門スキルを持っている人は少ないので、一度スキルを身に付けてしまえば採用市場で差別化できます。

就職が不利な中卒が内定を獲得するには、「他の応募者との競争をそれほど必要としない分野」を開拓できるのもポイントです。

 

・人手が足りてない業界

競争が少ない「人手が不足している業界・職種」の求人を受けるのも一つの方法。

さきほど説明した「他の応募者との競争を必要としない分野」を開拓する考えと同様です。

人柄や熱意を考慮せずに、学歴のみで不採用にされるケースは珍しくありません。

中卒が就職を成功させるには、競争をできる限りさけ、勝負可能な領域を見つけ出す意識をもつことです。

 

より具体的な職業は下記の記事でさらに詳しく解説しています。

ぜひ、確認してみてくださいね。

【タイプ別】中卒でも就職しやすい仕事12選

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

中卒はヤバいとイメージ先行で語りがちですが、中卒だからと言って人生が終わってしまうわけではありません。

最近は通信制高校のイメージなども以前と変わり、不登校でも高校に通う居やすい環境にもなっています。

自分にとって適切な方法で中卒のヤバいイメージから脱却できることを願っています。
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