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フリーター

2022.02.21 最終更新

2021.11.15

フリーターと正社員どちらが勝ち組なのか?正社員を目指すなら何歳までか?

フリーター生活は普通に社員として働くよりも自由気ままなイメージがありますよね。

責任もあまり負わず、職場によってはシフトも融通が利き、週5日働かなくても済みます。

そんなイメージからフリーターが勝ち組という人もいます。

とはいえ、一生フリーターでやっていくことは現実的なのでしょうか。

いつまでならフリーター生活を続けられるのか。

仮に正社員を目指すとしたら何歳までなのか、自分の将来を決めていくために知っておきましょう。
Contents

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1.フリーターは勝ち組?

体が元気な若いうちはフリーターが勝ち組となるケースもあり得えます。

どういうことなのでしょうか?
まずはフリーターでアルバイトした場合を考えてみよう。

居酒屋とファミレスで月に30万円近く稼いでいるフリーターの場合

居酒屋:時給1200円(平日)
10時間労働(17時~3時)

1200円 × 10時間 = 12000円/日
12000円 × 22日 = 264000円

ファミレス:時給1100円(土日)
4時間労働(10時~14時)

1100円 × 4時間 = 4400円/日
4400円 × 8日 = 35200円

合計
264000 + 35200 = 299200円

月に30万円近く稼いでるとなると、新卒の人よりも稼いでいることになります。

新卒よりも多く稼ぎ、休みたいときはシフト調整することで休めるフリーターを勝ち組と考えることも。

時間が自由なフリーターも良いな♪…でもこれだと月に250時間も働くことに(汗
正社員で考えると月に70時間以上残業することになるんだ。

若いうちは複数のアルバイトを掛け持ちすることもできますが、年齢を重ねていくと難しいです。

また、アルバイトは時給があがることはほとんどありませんが、正社員であれば将来給与アップすることも。

自由に時間を調整したい人にとってアルバイトは心強い味方です。

お金や保証の面で将来安定させたい人にとっては正社員を目指すべきです。

2.フリーターと正社員の雇用と生涯賃金の違い。

フリーターは自由に時間を使え、正社員はお金や雇用の面で安定していると言えます。

正社員であればコロナやインフルエンザにかかってしまった場合も有給を使うことができ、安心して休むことも可能に。

アルバイトであれば働かなければお金をもらうことはできません。

また、昨今のコロナ禍の状況であると、飲食店やホテルなどの苦戦によってアルバイト先で働くことができないケースも。

正社員であれば会社がつぶれない限りは会社がある程度、保障をしてくれます。

正社員は働く面での保証が手厚いんですね。
そうだね。続いてお金の面を見てみよう。

フリーターと正社員の給料面と生涯賃金の違いについて

 年齢
 正社員
 非正規
 20~24歳
 21万円
 18万円
 25~29歳
 24万円
 20万円
 30~34歳
 28万円
 20万円
 35~39歳
 31万円
 21万円
 40~44歳
 34万円
 21万円
 45~49歳
 36万円
 21万円
 50~54歳
 39万円
 20万円
 55~59歳
 39万円
 21万円
 60~64歳
 32万円
 24万円
 65~69歳
 29万円
 21万円

令和2年賃金構造基本統計調査
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2020/dl/06.pdf

生涯賃金を計算すると、

正社員:1億8780万円
非正規:1億2420万円

正社員とフリーターで生涯賃金に6000万円以上の差が。

3.フリーターはいつまで続けられますか?

フリーターと正社員、どちらかが勝ち組ということはありません。

時間を優先させる人、安定を優先させる人、価値観は人それぞれです。

ただ、フリーターをいつまで続けるのかを考えておくべきです。

 

フリーターというと若い人のイメージですが、実際問題何歳くらいまでがフリーターと呼ばれるのでしょうか。

厚生労働者がかつてフリーターを調査した際の区分では、中学校卒業後の年齢15歳から34歳(以下若年者)で、在学していない者のうち以下の条件を満たす者、

・現在就業している者については、勤め先における呼称が「アルバイト・パート」である雇用者
・現在無業の者については、家事も通学もしておらず「アルバイト・パート」の仕事を希望する者

参考:若年者問題に関する関係府省等の取組・連携の強化について
https://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/04/h0412-2.html

という条件でフリーターを定義しています。

そのため最近ではアルバイトのみで生計を立てている人のうち35歳以上を高齢フリーターとして別枠で集計するケースも。

35歳で既に高齢扱いになってしまうように、正社員を目指す場合、35歳の壁があります。

転職を考えた場合、社会人経験がない35歳以上を希望する企業はほぼ無いというのが現状です。

老後までを考えた将来設計をした上で、「自分は一生フリーターをやるんだ」と決意しているなら問題ありません。

しかし、体の不調や体力の衰えを考えると一生フリーターでいて勝ち組だと考えている人が少ない現状も。

4.何歳までならフリーターを脱出できる?

一度、高齢フリーターになってしまうとその生活から抜け出すハードルが急激に高くなるんだ。
そうなんですか!?それはなぜなんですか?

基本的にフリーターからいざ脱出しようとした場合、考えうる選択肢は

・正社員として採用される
・自分で会社を立てる
・親の後を継ぐ

基本的にコネクションがなければ会社を立ち上げることも親の後を継ぐことは難しいでしょう。

そうなると、正社員採用がフリーター脱出の最後の手段となります。

しかし、正社員採用に関しては年齢の壁というものが立ちはだかります。

本来、採用において年齢の制限を設けることは違法となっています。

参考:募集・採用における年齢制限禁止について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/topics/tp070831-1.html

 

しかし、実際に求人に申し込んでみると35歳以上の人が就職できる確率は、

35~39歳:15.5%
40~44歳:15.6%

と言われています。

独立行政法人労働政策研究・研修機構「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状 ③」
https://www.jil.go.jp/institute/siryo/2019/documents/217.pdf

このように、非常に厳しい現状となっています。

高齢フリーターの年齢に差し掛かった時点で、正社員雇用での就職の幅は大きく狭まってしまうのです。

フリーターを長く続けてしまえばしまうほど、脱出は難しくなるといえるでしょう。

実際に労働政策研究・研修機構の調査では、フリーター歴が長ければ長いほど就職に不利になる研究結果が発表されています。

参考:大都市の若者の就業行動と意識の分化
https://www.jil.go.jp/institute/reports/2017/documents/0199.pdf#page=135

フリーターからの脱出を考えるのであれば、20代のうちということです。

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5.フリーターから正社員になるには

フリーターから正社員になるのには、新卒と比べて壁が存在します。

しかし、だからと言って道が断たれているわけではありません。

フリーターから正社員になる道にはいくつか定番のルートが存在します。

①現在フリーターで働いている職場で正社員に昇格してもらう
②派遣社員/契約社員からステップアップを目指す
③転職サイト/ハローワークで正社員募集を探す

①現在フリーターで働いている職場で正社員に昇格してもらう

今、フリーターとして働いている職場が良い環境ならば、そこで社員に昇格するのを目指すのも一つの手です。

そのためにはまずは情報収集を行い、現在の職場でまず正社員に昇格できるルートが存在するかを確認してみましょう。

実際にアルバイトから正社員になった人がいる場合は、話を聞いてみるのもいいかもしれません。

また、信頼できる上司に直接相談してみるのも一つの手です。

場合によっては紹介という形で採用担当者に話を持って行ってくれる可能性もあります。

アルバイトから正社員になりたいとなかなか口に出しにくい環境も存在しますが、勇気を出していろいろな人に話を聞いてみることがおススメです。

 

②派遣社員/契約社員からステップアップを目指す

派遣社員や契約社員はアルバイトよりも評価がされやすいのでステップアップの第一歩として目指すのは手の一つです。

気を付けなければいけないのは、正社員を目指す以上は派遣社員/契約社員は途中経過にすぎない意識を持ち続けないといけません。

可能であればこの雇用形態で働き始める前に、今回働く環境はちゃんと正社員への進路が用意されているものなのかを担当者にしっかりと確認しましょう。

 

③転職サイト/ハローワークで正社員募集を探す

基本的にフリーターが仕事を探す場合、使用するのは新卒向けの就職サイトではなく転職サイトを利用する形になります。

また、ハローワークの中でも若い人向けの仕事をあっせんする、『わかものハローワーク』などは20代の強い味方になってくれます。

わかものハローワーク・わかもの支援コーナー一覧
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000191617.html

ただし、採用の際にライバルとなるのは自分のようなフリーターだけでなく正社員経験のある人たちも含まれています。

フリーターとして働いた経験がいかに新しい職場で生かせるのかがしっかりと伝えられるようにしましょう。

6.それでもフリーターでの勝ち組を目指し続けると決めたなら

それでもフリーターを続けていきたいと考える人もいるでしょう。

そのためには早い段階で高齢フリーターのデメリットを知っておき、事前に準備をしておきましょう。

・責任を負わなくていい
 ⇒重要な仕事が任せられない
・好きな時に働ける
 ⇒シフトに入れてもらえない場合もある
・働いた時間、お金がもらえる
 ⇒休んでしまうとお金がもらえない

重要なのは早い段階で若いころと同じようにアルバイトを続けることは難しいということを自覚することです。

そのため、フリーターで将来も食いつないでいくことを考えるのであれば、節約を心がけて貯蓄や投資にお金を回すなどしましょう。

悲惨なのはフリーターを続けたがゆえに病気や交通事故など不測の事態に何もできなくなってしまうことです。

逆に現在の環境からその事態が見込めてしまうのであれば、フリーターを続けることはそうそうに諦めて、少しでも安定した雇用形態である正社員を目指すことをオススメします。

まとめ

いかがだったでしょうか。

一生フリーターを続けるのは不可能ではないです。

しかし、不測の事態に対応できる準備がしっかりできていないと悲惨な結果につながります。

高齢フリーターになってしまうと、就職の幅がどんどん狭まっていきます。

正社員を目指すのであれば20代のうちにフリーター脱出のための道筋を整えるようにしましょう。

フリーターの履歴書ってどう書けばいいの? 職歴・資格対策から志望動機まで

重要なのは期日をしっかりと決め、行動を起こすこと。

何をしたらいいか分からない人は、就職支援サービスを活用することがおススメです。

しっかりとゴールを決めて、人生の勝ち組を目指して進んでいきましょう。

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