高校卒業

2021.11.06

高卒で転職を目指すのが厳しいって本当? 今より給料アップはできるの?

Contents

1.高卒が転職を目指すのは本当に可能なの?

日本のビジネスシーンでは一昔前まで年功序列が当たり前でした。

グローバル化によってその風潮が薄れ、実力があれば昇給や出世を狙いやすくなったのは事実です。

とはいえ、実力があっても必ずしも評価されるとは限りません。

なぜなら、依然として日本の社会は学歴を重視するからです。

良い企業に入ることを目指し、学生時代に勉強をするのは我が国の文化といえるものです。

言い換えると、学歴が良くなければ、大成しにくい傾向があることを忘れないでください。

そう言われると、高卒だと絶望あるのみと思う人もいるでしょう。

将来に対して不安を抱き、給料アップなど不可能という認識を持つケースもあります。

ましてや転職など現実的ではないと人も珍しくありません。決して楽観視できないことは事実ですが、高卒であっても転職に成功した事例はたくさんあります。

そのため、前向きな気持ちでキャリアについて検討することがポイントです。

ただし、やみくもに努力しても実現するのは容易ではありません。

まずは世の中の仕組みについて正しく把握することが条件になります。手っ取り早く理解したいなら、大企業の新卒に向けた求人情報をチェックしてみましょう。

募集の要件に自分が当てはまらないと気付く人が多いはずです。

たいていは大学の卒業や卒業見込みを要件としており、高卒という時点で門前払いというケースが多く見られます。

そのため、やはり絶望を感じるかもしれませんが、これはあくまでも新卒に対する要件であることを忘れてはいけません。

違う見方をすると、社会人に対しては別の要件が定められているということです。

もちろん、学歴を重視して大卒以上を要件に掲げているところも珍しくありません。

とはいえ、実力のある即戦力を求めている企業は、学歴とは異なる別のポイントにこだわっています。

そのポイントは企業によって違いますが、自分がその要件を満たしているなら、転職が成功する可能性は十分にあるでしょう。

高卒でありながら要件を満たすに至った経緯を高く評価してくれる企業もあります。

このように企業の価値観は多様化しているので、学歴以外の部分で勝負できる望みは十分に残されているのです。

高卒でも転職を目指す価値は十分あるでしょう。

 

2.転職に立ちはだかる壁と対策

転職を成功させたいなら、しっかりと対策しておくことが欠かせません。

そこでポイントになるのは、自分の前に存在する壁を正しく認識することです。

具体的には学歴による偏見であり、大卒と比較されることが多いという現実を受け入れる必要があります。

特に正社員になりたい人は、この壁を常に意識して立ち回ることが重要です。

非正規で働いている高卒はたくさんいますが、彼らの大半は望んでそうなったわけではありません。

やはり正規に採用されたほうが多くの面で有利になります。福利厚生や退職金などさまざまな点において格差が存在していることを覚えておきましょう。

格差をなくそうとする動きが活性化していますが、一握りの企業でしか達成できていないのが実情です。

その背景の一つとして、正社員の心理的な抵抗が挙げられます。頑張って大学に入って就職した人は、非正規と同列に扱われことを受け入れられません。

もちろん全員がそういうわけではありませんが、多かれ少なかれ納得できないという感情があるでしょう。

それが分かっているので、企業側も依然として区別を続けているところが少なくありません。

強引に統一すると、多くの正社員の士気を下げることになります。

このように、大卒の正社員との間には大きな壁があることを認識しておきましょう。

そのうえで転職を成功させるには、やはり社会人になってからの経験を強調するしかありません。

学歴が劣っていても、ビジネスの実績やスキルが勝っているケースは多くあります。

対策として欠かせないのは、自信がある実績やスキルを前面に押し出していくことです。

少しでも給料を上げたいなら、自分の市場価値が高いことを示さなければなりません。

ただし、口頭で説明するだけでは説得力がないので注意してください。

客観的なデータを用意してアピールすることが大事です。

高卒の数少ないメリットとして、同年代の大卒よりも社会人の経験が豊富であることが挙げられます。

しかりと職歴を見直して、スキルや知識の棚卸しをしてください。

資格も含めて現在の自分を形成している要素をピックアップしていきます。

即戦力として期待できる人物であることが十分に分かる材料を揃えましょう。

3.高卒が使いたい就職テクニック

企業に採用してもらいたいなら、適切なアプローチを選択することも重要です。

いくら入りたいからといって、人事部に電話やメールで直談判をしても断られてしまいます。

所定の手続きを踏んで、正攻法で挑むことを念頭に置いてください。

いくつもパターンがありますが、昔から代表的な手段となっているのはハローワークを使う方法です。

従業員を獲得したい企業が求人を出しており、そこから自分で選ぶことも可能ですし、スタッフに相談して紹介してもらう方法もあります。

求人数は多めですが、優良と呼べるものは多くないので気とを付けましょう。

利用者も多いため、条件が良い求人はすぐに埋まってしまいます。

しかも高卒まで対象に含めている求人となると、競争の倍率は驚くほど高くなりがちです。

そのため、インターネットも積極的に活用していくと良いでしょう。

就職や転職を支援するWEBサイトが存在し、そのなかには高卒のサポートに長けているところも見受けられます。

正社員を目指すうえで、それらの助力を得られることは大事なポイントの一つです。

WEBサイトによって呼び方はさまざまですが、相談役のコンシェルジュやカウンセラーがいるので、まずは現在の希望を遠慮せずに伝えましょう。

過去のデータと照らし合わせ、現実的なアプローチを提案してくれます。

このデータは自分だけで活動していては決して手に入れ入らないものです。

たとえば、業種によって高卒が転職を目指した際の成功率は異なります。

それゆえ、業種の変更まで視野に入れたアドバイスを受けられる可能性が高いです。

もちろん、履歴書の作成や面接に関してもレクチャーしてもらえます。

一般的な高卒の場合、大卒と比べてそれらの知識が足りていないケースが多いです。

その不足分を埋めてもらえるため、最初の段階で懸念材料を事前に一つ払拭できます。

前述のように自分のスキルや知識のアピールが必須ですが、その点に関しても効果的に導いてくれるので安心です。

企業側のニーズを踏まえたうえで、何を強調すれば魅力的に感じてもらえるか判断してくれます。

高卒であることが弱みであることを自覚したうえで、それが決定的なマイナスにならないように配慮してくれるのです。