高校卒業

2021.10.15

高卒だけど起業すれば大逆転!!……って、そんなおいしい話本当にあるの?

起業すれば、高卒のあなたでもすぐに社長で、人生大逆転!!

なんて、甘い言葉に惑わされて、都合のいい夢なんて見たりしていませんか。

もちろん高卒で起業して成功した人もいますが、実際そんな簡単に成功できるはずものでしょうか。

今回は高卒で起業が実際に可能なのか踏まえつつ、立ちはだかる壁とそれを乗り越えられる人の特徴をご紹介していきます。
Contents

1.高卒で社長になった成功者

そもそも高卒で起業して成功した人ってほとんどいないんじゃないの?

なんて、そんな疑問もわいてくると思います。

起業して社長になった人は大学を出ていて、頭がいい人のイメージを抱きがちです。

が、2016年の東京商工会リサーチの調査では

社長の最終学歴

1位:大学卒業      52.47%

2位:高校卒業   37.58%

3位:中学校卒業     6.74%

引用:「130万人の社長データ」調査

という結果になっています。

半分は大学卒業を占めていますが、高卒で社長になっている人も40%近く、決して少なくはないことがわかります。

この調査では社内で実績を残して社長になった場合や、先代から社長を受け継いだケースも含まれているため、一概に高卒で起業して社長になったケースがすべてとは限りません。

ただ、高卒で起業を志した際に学歴を気にする必要はないわけです。

 

実際に高卒で起業して有名企業の社長として上り詰めた人を調べてみると

 

前澤友作

ファッション通販サイトZOZOTOWNの立ち上げ

 

亀山敬司

インターネット動画配信サイトDMMの創業者

 

鎌田和樹

Youtuberマネジメント会社、UUUMの創業者

 

など中小企業だけでなく大手有名企業の社長にも高卒出身者がいることがわかります。

2.高卒で起業は本当にうまくいくの?

高卒で起業してうまくいった人を例に、「君にもできる」と若くして起業を推奨する人も増えています。

しかし、だからといって就職から逃げる形で起業を目指すことは一概にオススメできません。

高卒で起業した人が直面しやすい起業の壁をご紹介します。

 

◆資金力の壁

会社を立ち上げようとした際に、最初に立ちはだかる壁が資金の問題です。

現在日本では30万円程度で会社の登記をすることが可能です。個人事業主であれば、資本金なしで事業を始めることもできます。

とはいえ、仕事を始めるとなるとオフィスや事務用品などを必要なものをそろえる必要があり次から次へと出費がかさみます

銀行や政策金融公庫などをつかえば、創業融資としてお金を借りることも可能ですが、今度はその融資を返済するために早急な結果が求められます。

 

◆精神力の壁

自分が責任者で理不尽と思えるようなことも、自身で解決していかなければなりません。

起業を行う人は自分に自信を持っている人が多いですが、やはり資金の枯渇、病気、不幸などが続くとどういう人でも自信がなくなっていきます。

そのなかでも起業という選択肢をした以上は、事業の継続を行う強い精神力が必要となってきます。

 

◆勉強力の壁

起業に学歴は必要はありません。

しかし、起業した時点から明確なゴールが見えない勉強が始まります。

起業したからには今度は経営の勉強、経済の勉強、自身の事業に関しての勉強が必要となります。

自分の目的のために勉強を続ける力、特に学業において挫折した経験のある高卒の方には高い壁となりえるでしょう。

 

3.高卒で起業がうまくいく人の特徴

では逆に、高卒でも起業がうまくいく人にはどのような特徴があるのでしょうか。

 

◆フットワークの軽さ

起業して成功した人の共通点にはフットワークの軽さがあります。

これはただ単純に思い付きで行動するということでありません。

思いついた計画に対して、必要な行動を最速で実行し、それを検証、必要であれば計画の修正。

この一連の流れ、いわゆるPDCA(プランドゥチェックアクション)のサイクルを高速で回すことを意味します。

みずから、考え行動につなげる一連の行動を誰かに指図されずに動くことができる、

そういう人材が起業に向いているといえます。

 

◆起業の目的が明確

長く残る事業はその事業自体が社会に求められている必要があります。

社会に求められるためにその事業が社会のどんな問題を解決するのかという点が、明確化されていないといけません。

起業がお金儲けのためという目的だけでは成功しないのです。

何のためにこの事業を行うのかという意思をしっかり持つ必要があります。

 

◆他人の話を素直に聞ける

参考になる意見を取り込んでいかない限り成長には結び付きません。

社長という立場になると、アドバイスしてくれる人が減る分、精神的には楽になるかもしれません。

ただ、その状態だからこそ、耳が痛くなることをアドバイスしてくれる人を大切にすることが重要です。

あらゆる物事を素直に成長の糧として取り組む姿勢、それが起業家として必要なスキルです。

4.まとめ

いかがだったでしょうか。

高卒で実際に起業して大成功を収めることができる人は実在しますが、自分が本当にそういうことができる人間なのかよく考えて取り組む必要があります。

また甘い言葉に惑わされて、なけなしの貯金を使い高額のセミナーを受講したり、情報商材などの怪しげな商材に手を出したりするのは非常に危険です。

実際、詐欺に近い形で起業させようとする業者も最近は増えています。

自分の意思をしっかりもち、ぶれず、立ち向かい続けられる人が起業に向いているといえますね。