大学中退

2021.11.03

大学中退者の低すぎる就職率と将来に向けた対応策

Contents

1.大学中退者の就職率の現実とその理由

大学中退者の就職率に関しては2015年に調査されたデータでは34%と半分以上の人が就職ができてない調査結果が報告されています。

参考:大学等中退者の就労と意識に関する研究
https://www.jil.go.jp/institute/research/2015/documents/0138.pdf

就職率が低すぎる理由はいくつかありますが、一番はやはり学歴が高卒になることでしょう。

つまり、せっかく大学に入っても中退したことで高卒扱いとなり、大卒と比べて格段に就職率が低下してしまうわけです。

条件が「大卒以上」の求人に申し込めないため、枠が格段に減ります。

求人の絶対数が大幅に減ってしまう、これが大学中退者に突きつけられる現実です。

中退者と一口に言っても、どれだけ学びどの時点で大学を辞めたか人それぞれで異なります。

しかし、一人一人の内容を調べるのは難しく手間なので、企業は大学中退者を一律に高卒扱いとしています。

これでは能力があっても就職は難しいですし、就職率が34%という低水準なのも頷けます。

もちろん、就職できる可能性はありますし、諦めない限りチャンスは手元に残ります。

大切なのは大学中退者の就職率は34%という現実を受け止めつつ、自分にとって正しい選択をすること。

在学していて判断を決めかねているのであれば、時間が許す限りじっくりと考えて結論を出すことをおススメします。

まだ中退をしていない状態であるならば、中退せずに済む方法を検討しましょう。

 

ただ、既に大学を中退してしまっていても、そこから就職に向けて心機一転取り組むことは可能です。

当然ながらそのままでは就職率が34%止まりなので、就職の可能性を高める取り組みが不可欠。

ポイントは企業が欲しい人材というものを考えることです。

そして企業が採用したいと思える人材を目指すことこそが、低すぎる就職率34%の壁を超える鍵を握ります。

2.大学中退でも就職は可能なのか

大学中退者の低すぎる就職率ですが、仕事を選ばなければ就職はできます。

選ばなければという条件がつくので、選択肢はあまりないと理解するのが妥当。

収入を得るために働くことはできます。

問題は仕事ができて収入が得られても、それがあなたの求めるゆとりある生活に結びつくとは限らないことです。

場合によってはアルバイトをするのと変わらない収入になることも。

アルバイトは企業の求めるスキルが身に付きにくいため、長い目で見ると働き続けるのに向きません。

結局のところ、将来を見据えた人生設計をつくり、一定以上の収入を得ることが不可欠です。

とりあえず就職できればOK。

なんて、就職して満足してしまえばそこで終わりです。

就職できてからも、自身のスキルアップのために常に危機感を持つことが大事です。

今一度、なぜ大学中退者の就職率が34%なのか。

その理由を思い出し、危機感をもって行動することが求める人生設計への近道となります。

 

3.大学中退者が選びがちな就職先

大学中退者が就職先として選びがちな仕事には傾向があります。

短期的には就職しやすいものの将来的な転職が不利になる職種が多いです。

代表的なものとして、サービス業を選ぶ人が思いの外多いことに。

サービス業は常に人材が不足していることから就職のハードル自体は低いです。

具体的にはパチンコや飲食、ホテルなどの宿泊施設です。

特に飲食では、多くの新卒が辞めていってしまうことが。

そのため、新卒を大量に採用している傾向にあります。

また、パチンコは反社会的なイメージが少なからずあるので、転職時にこれがネックとなり、採用の可能性が下がることになり得ます。

もちろんパチンコといっても健全な企業、真面目に働く従業員が大半を占めるはずです。

ですが、真面目もただ言われたことを実施するだけの真面目ではダメです。

自身がどれだけ市場のことを調べ、改善案を実施することで店舗の売り上げアップに貢献してきたのか。

将来を見据え、あなた自身のスキルアップのため行動してきている実績が必要となります。

目の前のことだけを見てとりあえずで選んでしまうことは、良い選択とは言い難いです。

収入源がないと不安になる気持ちはわかります。

しかし、だからといって何でも良いと安易に選んでしまうのは疑問です。

例えそれが正社員採用であっても、将来のことを考えるなら十分に検討すべきでしょう。

決まりやすそうなところを選ぶのも、大学中退者によくある就職先の選び方です。

確かに就職が決まれば一安心ですが、就職するまでより就職してからの方が長いのが人生。

サービス業を選ぶ場合も、
「1年間で転職に有利となるような実績を出す」
「3年以内に課長を目指す」

のように、あくまで人生を考えた上で就職先を選び、行動することが大切です。

 

4.キャリアアップを考えよう

大学中退者でも、将来に向けて対策することはできます。

まずは足掛かりとなる企業の就職を目指すときも

・何年間いるのか?
・身に着けたいスキルは?
・何歳までにどれくらいの実績を上げるのか?

 

など考えるべきです。

「何年間いるのか?」、これは文字通りですが、その後の人生設計を考えるうえで大切なポイントとなります。

「身に着けたいスキルは?」、これはキャリアアップを考える上で重要です。転職を見据えてスキルが得られる企業への就職を目指すべき。

「何歳までにどれくらいの実績を上げるのか?」、これは転職市場において実績がモノを言うため必要です。数字で実績を見られ、その数字を達成するためにどのように考え、どのように行動したのかがポイント。

必ずと言っていいほど面接で聞かれます。

他にも「一生その会社にいるのか?」といったことを考えることも欠かせません。

転職によるキャリアップもあれば、企業内でのキャリアアップもできます。

その企業で重要なポストについたり、収入のアップを目指すことは可能です。

ところが、企業によっては能力を発揮するのが難しかったり、成果を出しても正当な評価が受けられない企業もあり得ます。

そういう企業では一生どころか長く働くべきではありません。

スキルを身に着けたら次の転職を考えるべき。就職にあたって将来を考えておきましょう。先送りにせず、早ければ早いほどプラスになります。

キャリアアップというと難しそうなイメージがあるかもしれません。

自分一人で考えることが難しいのであれば、周りの親や友人に相談してみたり、就職支援サービスに頼るのも手です。

 

就職支援サービス「Actbiz」の活用

大学中退者へは就職支援サービス「Actbiz」をおススメします。

【インタビュー】大学中退からActbizで就職。一発逆転、大手通信会社へ。

大学中退後からKDDI株式会社採用へ進んだ実績もあります。

インタビュー記事にもある通り、全ての方にTeaching Assistant(以下、TA)という専任のキャリアコーチング担当が必ずつきます。

いつでも相談できる環境と、月一回以上の面談を通してキャリアについて一緒に考えていきます。

Actbiz|申し込み、1年間の就業と教育、就職までの流れ
https://www.a-cute.co.jp/actbiz/service

カウンセラーによる無料のキャリア相談もあるので、「就職について話だけでも聞いてみたい」という方でも大丈夫。

無料キャリア相談窓口はこちらから。
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一人で考えても答えが出なければ、周りに相談してみるという行動が将来への一歩となります。

 

まとめ

何事においても、現状をしっかりと把握し、行動することが大切です。

大学中退者は学歴が「高卒」となるため、求人票の募集条件で枠が狭くなります。

また、就職率34%と低い結果となっている背景には、明確な目的がないまま大学を中退してしまった方が多いためです。

そういった現実を受け止めた上で、将来の人生設計を見据えた行動を起こすことが大切になります。

自身の将来を考え、就職先で身に着けたいスキルや得たい実績を獲得していくことがポイントに。

周りに相談したり、就職支援サービスを活用することが自分の描く将来への一歩となります。