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2022.06.23 最終更新

2022.03.04

【タイプ別】これから需要が増える仕事ランキング15選|意外な仕事もランクイン

かつては安定だったと言われる仕事でさえ、冷遇されてしまう時代が訪れつつあります。
インターネット黎明期からはネット環境の発展やスマートフォンの発達と目覚ましい進化が起きています。
今後も様々な理由で環境が大きく変わることが予想される現在。
その中で今後も需要が増えていくと思われる仕事をランキング形式でご紹介します。

3行でわかる記事まとめ

・AIや機械にに代替されない仕事や、今後も人手不足が続く仕事、成長している業界の仕事などは引き続き需要が見込まれる


・時代の影響を受けにくい仕事や、人と人とのつながりにかかわる職業なども需要がなくなることはない


・需要を見据えてすぐに転職をすることは難しくても将来に向けて行動することは可能


Contents

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AI技術の進歩や、社会情勢の激しい移り変わりによって、仕事の需要にも変化が起きています。

大手企業でも終身雇用制度は破綻したといわれている昨今ですが、その中でも需要が増えることが予想されている仕事もあるのです。

この記事では、これからの時代に需要が増えていく仕事の特徴と、具体的な仕事内容を解説してきます。

ランキング形式で紹介していくので、あなたが現在働いている職業の現状や、今後の転職の可能性を考えながら読み進めてみてください。

1.需要が増えていく仕事の特徴

今後需要が増えていく仕事には、以下の4つの共通点があります。

これらの要素があるとなぜ今後需要が増えていくいえるのか、その理由を解説していきます。

①AIや機械に代替されない仕事

AIや機械に代替されない仕事は、今後間違いなく需要が伸びていくでしょう。

逆にAIや機会で代替できてしまう仕事は、どんどん無くなっていきます。

AIや機械に代替できない仕事とは、人と人とのコミュニケーションが主体な仕事や、ゼロからイチを作り出すクリエイティブな仕事です。

逆にAIや機械に代替できてしまう仕事は、機械的な作業や集計業務などです。

これらの仕事は、むしろ人間よりもAIや機械の方が仕事も正確でスピードも早く、高い生産性を発揮します。

2015年にオックスフォード大学と野村総研の合同研究で、「日本の労働人口の約49%が、人口知能やロボットで代替え可能になる」と発表されました。

参照:https://www.nri.com/-/media/Corporate/jp/Files/PDF/news/newsrelease/cc/2015/151202_1.pdf

今後ますますAIや機械に代替される仕事は増えていくでしょう。

それは逆に、AIや機械に代替仕事の需要が伸びていくことを意味します。

人間にしかできない仕事に、注目が集まっているのです。

 

②人手不足になりがちな仕事

万年人手不足といわれるような、人手不足になりがちな仕事は当然需要が高まります。

仕事はあるのに働き手がいない、という現実が続いているのです。

人手不足の背景には、高齢化社会による労働人口の減少や、働き方改革の影響があります。

業界や職種によっては働き方改革が進んでおらず、労働環境の悪化を引き起こし、退職者が多いのが現状です。

労働人口自体が減ってきている中、労働環境の悪い職種や企業には人が集まらないという悪循環が起きているのです。

人手不足になりがちな仕事の需要は高まりますが、労働環境の改善・働き易い環境づくりが重要な課題だといえます。

人手不足だとやっぱりハードな仕事が多いのかな……

 

③成長している業界の仕事

成長している業界の仕事は、売上規模が拡大していくことが予想できるため、仕事の需要が高まります。

また成長している業界は、世の中に求められている業界だともいえます。

アメリカのデューク大学の研究者キャシー・デビットソン氏は、

「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」

と発言しており、今後そのような新しい職種・業界も誕生していくでしょう。

例えばYoutuberという職業も10年ほどまではありませんでしたよね。

時代の流れと共に、時代に求められている職業が創出されていくのです。

新しい仕事に早い段階に取り組んで、先駆者扱いされるのもいいよね

 

④時代の影響を受けにくい仕事

前述したように、AI技術の進歩や機械化が進む世の中の流れで、過去は職業として成り立っていたものがどんどん無くなってきております。

また、ご存知のとおり、2020年以降コロナウイルスの影響で、仕事を無くした方・長期休業を余儀なくされた方、業績を大きく落とした企業も数多くあります。

このように、職業によっては時代の影響や世の中の流れの影響をもろに受けてしまうのです。

逆に言えば時代の影響を受けにくい仕事は、今後も一定の需要を保てるでしょう。

具体的には電気・ガス・水道などのライフラインに関わる仕事や、衣食住に該当する仕事が該当します。

とはいえ、衣食住の衣に関するアパレル業、食に関する飲食業にとってコロナウイルスの影響は大きいです。

実店舗での販売からネットショップでの販売へとシフトするように、時代に合わせて柔軟に変化することが求められます。

2.AIや機械に代替されない仕事ベスト3

AIや機械に代替されない仕事は、言い換えれば機械では対応できない人間ならではの仕事です。

そう定義すると、どのような仕事が思い浮かぶでしょうか?

AIや機械に代替されない仕事ベスト3を解説していきます。

 

1位:営業職

営業職は、顧客へ自社の商品やサービスを販売する仕事です。

そのためには、相手に合わせた細かな営業トークや、人と人との信頼関係を築いていくためのコミュニケーションスキルが必要です。

その手法やスキルは営業マンによって、また顧客によって十人十色です。

AIに落とし込むことが不可能なデータになります。よって、AIや機械に代替されることはないでしょう。

AIが営業をフォローすることはあっても、取って代わる可能性は低そうだね

2位:クリエイター職

ゼロからイチを生み出すことが、クリエイター職に求められるスキルです。

AIは1を2にも100にもしていくことは得意分野ですが、全くのゼロから何かを生み出すことはできません。

クリエイター職は人間にしかできない仕事であり、AIや機械に代替される未来は当分こないでしょう。

 

3位:心理カウンセラー

心理カウンセラーは、患者の話を傾聴し、適格なアドバイスを出すことが求めれます。

患者の感情は秒単位で移り変わりますし、患者は必ずしも自分の本心を言葉にしてくれるとは限りません。

微妙な表情の変化や声の声色から本心を見抜く技術が必要であり、AIや機械には対応できない仕事だといえます。

3.人手不足になりがちな仕事ベスト3

人手不足になりがちな仕事は、前述したように労働環境にも問題を抱えているケースが多いです。

しかし、そんな中でもその仕事に大きなやりがいや価値を感じ、使命感を持って働いている方も多数いらっしゃいます。

そんな人手不足になりがちな仕事ベスト3を解説していきます。

1位:介護士

医療・介護業界の人手不足は深刻な状態です。

高齢化社会が進む中で、今後ますます需要が増えていく仕事ながら、その需要に反比例するように人手不足が進んでおります。

また、専門的な知識や技術が必要な職種であるため、未経験者が参入するには壁が高いことが、より一層人手不足に拍車をかけております。

その反面、高齢者と触れ合う中で感じる人の暖かみや、人の役に立っていることを実感でき、やりがいが大きい職種でもあります。

ハードであることを覚悟すれば、長く続けられそうではあるよね

 

2位:保育士

保育士業界も、人手不足が長年続いております。

その原因として、小さな子供の成長をサポートし、命の安全も預かっている責任重大な職務、そしてそれに見合わない賃金の低さがあります。

幼い頃から保育士に憧れていて、念願の保育士になったものの、上記の現実が身に染みて退職してしまう方が非常に多い職種です。

保育士のやりがいは、子供の成長を間近で感じられる点です。また子供の人生にとって、一生の記憶に残る存在になれるのも素敵なところです。

あなたも幼い頃にお世話になった保育士さんの名前を、今でも覚えていませんか?

労働環境には改善の余地がありますが、大きなやりがいと自己成長を感じられる職種です。

3位:建築・土木業

建築業界も年々人手不足に悩まされている業界です。

専門的な技術が必要な職種でありながら、一般的にはイメージがよくないのもその原因の1つでしょう。

また力仕事が中心ということもあり、どうしても女性は参入し辛い職種という点も、人手不足に拍車をかけています。

その反面、大きなプロジェクトの一員になり、その現場での業務を終えた後は大きな達成感を感じられます。

また、関わった業務の成果は建造物となり、その後長きに渡ってその目で見ることができ、人々の生活になくてはならないものになるのです。

世間的なイメージに反して、大きなやりがいを実感できる職種なのです。
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4.成長している業界の仕事ベスト3

成長している業界は、現代の世の中に求められている業界だといえます。

成長している業界の仕事ベスト3を解説していきます。

 

1位:ITエンジニア

ITエンジニアは、企業のWEBサービスやシステムの開発や管理をする仕事です。

クリエイティブな能力も求められますが、企業が求めているものを正確にヒアリングし、円滑なコミュニケーションを取る能力も求められます。

どの業界にいっても必要とされるITエンジニアは、今後も需要が高まり続ける職種だといえるでしょう。

人気はあるけど、求められるスキルも年々あがっていることに注意しよう

 

2位:WEBマーケティング

WEBマーケティングとは、WEBを通して企業の商品やサービスを販売するための市場分析・商品開発・販路の選定やPR方法の考案などの一連の流れの総称です。

WEBマーケティング担当者はWEBマーケターと呼ばれており、マーケティングに関する知識はもちろんのこと、WEB特有のユーザーの行動心理の理解や、知見が求められます。

また、WEB業界は常に最新のツールやスキルが移り変わるため、常に学習を怠らない向上心も求められます。

 

3位:倉庫・物流

コロナ渦で業績を伸ばしているのが倉庫・物流業界です。

Amazonや楽天などのECサイトでモノを購入する需要が増えたため、安定して業績を伸ばしております。

AI化が進んでいる部分もありますが、まだまだ人間の手が必要な業界です。

倉庫・物流業界には倉庫内でのピッキング業務はもちろん、倉庫の管理や配送ドライバーなど、さまざまな職種があります。

5.時代の影響を受けにくい仕事ベスト3

ライフラインや、衣食住に関わる職業は、時代の影響を受けにくい仕事だといえます。

中でも、AIや機械に代替できない仕事は、今後も安定した需要があるでしょう。

時代の影響を受けにくい仕事ベスト3を解説していきます。

1位:農家

農業は、私達が安心・安全な食生活を送っていくうえで、必要不可欠な職種です。農家は高齢化による人手不足が進んでいる職種でもあります。

機械化が進んでいますが、それでも人の手や目が必要な部分はたくさんあります。

また、農業用機械の需要は今後も高まっていくので、農業機械の製造業者の仕事も、時代の影響を受けない仕事だといえます。

2位:漁師

農業と並んで、私達の安心・安全な食生活に欠かせない職業が漁業です。

漁師の仕事内容や、洗練された技術はAIや機械にとってかわることはできないでしょう。

朝早くから極寒の海に出向くハードな仕事ですが、国民の食生活を支えるという大きなやりがいがあります。

海という大自然の偉大さを間近で感じながら働けるのも大きな魅力です。

 

3位:縫製工

縫製工は、アパレルメーカーの工場などで細かな裁縫業務をおこなう仕事です。

昨今のアパレル業界では、工場での大量生産だけではなく、顧客が自分の好みの素材やデザインをオーダーできる、オーダーメイドの需要が増えています。

さまざまなニーズに合わせた高い裁縫技術が求められる仕事ですが、資格などはないので未経験でもチャレンジできる仕事です。

簡単な作業からスタートし、段々と難しい作業を学んでいきます。

6.人同士のつながりが重視される仕事ベスト3

人と人がつながることで社会が築き上げられているため、人間同士のコミュニケーションは残り続けます。

コロナ禍で孤独を感じた人も大勢いる通り、人と接する仕事も時代の影響を受けにくい仕事だといえます。

人同士のつながりが重視される仕事ベスト3を解説していきます。

1位:教師

子供に対して何かを教えることができる職業は教師だけではないでしょうか。

少子化が騒がれている日本ではありますが、教師が0人になることはありません。

国の教育方針が変わることや、所属する学校が私立なのか公立なのかによって教えることも変わっていきます。

勉強だけでなく、ルールや人と人との関わり合い、社会との接し方など教えることは山ほどあります。

 

2位:観光業

北海道から沖縄まで、日本には歴史ある建造物や美味しい食事がたくさんあります。

現在はコロナ禍ということもあり厳しい状況が続いていますが、コロナ前の2019年は過去最高の2,000万人を突破しました。

 年  日本人出国者数
 2018年  1,895万人
 2019年  2,008万人

参考:海外旅行者数の推移
https://www.jata-net.or.jp/data/stats/2020/05.html

観光庁では「高付加価値なインバウンド観光地づくり検討委員会」を開催したりと、コロナが落ち着き次第、動きがあると予想されます。

国土交通省 観光庁
https://www.mlit.go.jp/kankocho/

 

3位:公務員

日本という国が続く限り、公務員は残り続けます。

身近な例としては役所などで働いている方々が公務員のイメージではないでしょうか。

それ以外にも、消防官、警察官、学校事務といった仕事も公務員の仕事になります。

自分にどんな仕事が合うのか考え公務員試験に臨むのも一つです。

人事院 国家公務員試験 採用情報NAVI
https://www.jinji.go.jp/saiyo/saiyo.html

まとめ

これから需要が増え続ける仕事の特徴と、具体的な職種をランキング形式で発表して参りました。

ここまで解説してきたとおり、この記事で紹介した職種は、専門的な技術や知識、資格が必要な職種もあります。

需要が高まる仕事に転職したいと考えても、すぐにでも転職可能とは限りません。

しかし、将来を見据えて行動を起こすことは、大変素晴らしいことです。

少しでも興味がある業界や職種については、是非ご自身でより深く学んでいってください。

技術や知識・資格が必要な仕事だったとしても、今からでも遅すぎることはありません。

チャレンジしたいと思う気持ちを大切に、是非行動していってくださいね。

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