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2022.06.30 最終更新

2022.03.30

接客に向いている人と向いていない人の違い、特徴を解説します。

接客業というと、人と直接的に関わる必要があるため、内向的な性格の人にとってハードルの高い業界として認識されることも少なくありません。

確かに、接客業に従事していると、人との関わりは不可欠です。しかし、接客業と一口で言っても様々で、業界によって求められる特徴は大きく異なります。

本記事では、接客業に向いている人と向いていない人の違いを解説した上で、内向的な人や接客業に自信のない人におすすめの業界も紹介していきます。

3行でわかる記事まとめ

・社交性があるから接客業に向いているとは必ずしも言えない


・内向的な人も接客業で輝いている人はいる


・接客といっても様々な業界の接客スタイルがある


Contents

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1.接客業に向き不向きってあるの?

接客業とはお客さんと直接コミュニケーションをとる仕事全般を指します。

飲食店、スーパー、ドラッグストア、アパレル、レジャー施設などでは、接客業として従事する人の存在は不可欠です。 

接客業と言えば社交性のある人に向いている一方、内向的な人には不向きというイメージを抱かれることも珍しくありません。

しかし、このような認識は誤った先入観によるものです。

以下、接客業における向き不向きについて説明していきます。

ぼくみたいな内気な人間にも接客業はできるのかな

2.接客業に向いている人の特徴

人と接する機会の多い接客業に従事する上で「人が好き」という気持ちは大切です。

ここでは、接客業に向いている人の特徴を3つ紹介していきます。

 

・聞き上手である

接客業に従事していると、お客さんから話しかけられる機会は多いです。

商品についての問い合わせの他、おすすめ商品について聞かれることも日常的にあります。

店頭で接客をしていると、お客さんから雑談をふられる場面も少なくないでしょう。

お客さんから話しかけられる様々な話題に対して、好意的な姿勢で耳を傾けられる力は重要です。

「人と話すことが好き」「たくさんの人と接したい」という思いの方に、接客業は向いています。

 

・いろいろなことに目が行き届く人

接客業では、小さな子ども、ご高齢の方、身体が不自由な方とも日常的に空間を共にします。そのため、周囲を常に気遣う力が求められます。

たとえばスーパーの店員の場合、幼い子どもが店内を一人で歩いていたら「迷子かな?」と気付き、声かけできる力が必要です。

また、レストランのホールスタッフの場合、お客さんは何を求めているのか憶測し、行動できる能力が必要になります。 

接客業は広い視野をもち、周囲の状況に逸早く気付ける人が向いているといえます。

お客さんの求めることを憶測できる能力は、接客業に不可欠です。

 

・臨機応変に物事に対応できる人

接客業に従事していると、様々な問題に直面します。

マニュアル外のトラブルは当然置きますし、混雑している時間帯などはスピーディーな対応が求められます。

また、お客さんの立場に立って柔軟な対応のできる人は、お客さんから慕われ、リピーターがつくこともあります。

どのような状況であっても、柔軟な考え方と冷静さで行動できる人材は接客業で頼りにされます。

 

当たり前のように思えるスキルが接客業では非常に重要なんだね

3.接客業に向いてない人の特徴

続いて、接客業に向いていない人の特徴について3つ説明していきます。

接客業は向き不向きのはっきりする職業の一つなので、接客業に向いていない人の特徴についても確認しておくことがミスマッチを避ける上で重要です。

 

・自分中心に物事を考えがちな人

接客業で最も重要なことは、相手ファーストの対応です。

お客さんの立場に立った考え方が接客をする上で重要になります。

ショップの店員の場合、

「この服をはやく売りたいから似合わないお客さんにも売りつける」

「商品を買ってくれなさそうなお客さんには不愛想にする」といった対応をしていたら、クレームが入る可能性がある他、口コミで悪いイメージが広まる可能性もあります。

来店してくださったお客様をもてなす姿勢や、「他者に喜んでもらいたい」という思いのない人には接客業は不向きと言えるでしょう。

 

・短気で怒りっぽい人

お客さんと接していると、理不尽なことで叱られたり、自分は悪くないのに謝罪を求められたりすることもあります。

このようなケースにおいても、落ち着いた精神状態を保つことができるメンタルの安定性、店やブランドの一員として柔軟に対応できるよう心構えしておく必要があります。 

お客さんに言いがかりを付けられたからと、怒鳴り返してしまう人や、イライラしてしまう人には接客業は不向きでしょう。

 

・接客業にやりがいを感じない人

接客業の醍醐味は多くの人と関われることや、人の喜ぶ顔を直接見られるところにあります。

「お客さんとお話して楽しかった」

「自分の接客に喜んでもらえて嬉しい」

といった感情を抱けない人は、接客業をしていてもつまらないと感じてしまうはずです。

人と接することがあまり好きでない人や、人と話すことにおもしろみを感じない人にとって接客業は無味乾燥に思えるかもしれません。

 

感情的にならないように仕事ができる人にはオススメだよ

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4.向いてない人は接客業を避けたほうがいい?

「接客業に向かない特徴にあてはまる」「自分は人と接することが苦手」などという気持ちから、接客業にマイナス的イメージを抱かれている人も少なくないでしょう。

たしかに接客業は向き不向きの激しい業界ではありますが、挑戦してみたい気持ちや高い意欲があれば接客業で活躍できる見込みも十分あります。

人と接することに苦手意識のある方でも、接客業を実際にしてみると「お客さんと話すって思いのほか楽しい」と思えたというケースは珍しくありません。

特に、自分の好きな商品やブランドを扱う店であれば、お客さんとの会話が弾むでしょう。

また、「気配りが下手」と自己評価している人でも、それが思い込みであったということに仕事を通して発見するケースもあります。 

接客業に向かないという特徴も、仕事をしていく中で改善されていくことも十分ありますので、「接客業に挑戦してみたい」という思いを大切にしてください。

5.接客業未経験でも挑戦しやすい業界

接客業と一口で言っても、様々な業界があります。業界によって接客のやりやすさや、客層などは大きく変わります。

以下、接客業未経験者にも挑戦しやすい業界を紹介していきます。

 

・飲食業界

飲食業界では高校生からご高齢の方まで、性別を問わず接客業として働かれています。

そのため、「同世代が苦手」「女性ばかりの職場がイヤ」という人であっても、働きやすい環境と言えるでしょう。 

飲食業界のホールスタッフは、お客さんを案内したり、オーダーをとったりといった接客は基本です。

しかし、テーブルを拭いたり、お皿を下げたりといったことも重要な仕事に含まれます。 

飲食店の中には静かなカフェやレストランも多くあります。

にぎやかな雰囲気が苦手な人は、落ち着いた雰囲気をウリにしているお店を選択すれば働きやすいはずです。

 

・アパレル業界

洋服やファッションが好きな人にはアパレル業界がおすすめです。

お客さんにステキなコーディネートを提案したり、お客さんに似合う一着をおすすめしたりできれば、喜ばれること間違いありません。

アパレル業界は華やかで、明るい人が求められるイメージがありますが、ブランドによって求められる人の特徴は様々です。

自分の雰囲気に合いそうなブランド、自分の好きなブランドであれば、多少内向的な人であっても活躍できるでしょう。

 

・専門店(自分の好きな業界)

好きな業界で接客業に従事すれば、お店からもお客さんからも重宝される人材になれるでしょう。

お客さんとの会話もしやすく、かつ自分の知識を接客において活かすこともできます。

「人と話すことが好きではない」という人であっても、お客さんと自分の好きな分野についてなら楽しく話せるというケースも多いです。

「接客業に挑戦してみたいけど、お店がありすぎて分からない」という人は、自分の好きなお店の求人に応募してみることをおすすめします。

 

まとめ

多くの人と関わる接客業は学びの多い業界です。

向き不向きで考えるのではなく、社会経験の一つとして挑戦してみることをおすすめします。

接客業に興味のある人は、自分の好きなお店や、自分の雰囲気に合うと感じられるお店に応募してみるとよいでしょう。

応募をきっかけに、自分自身の長所に気付くことができるかもしれません。

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